能代市が直面する重要課題のひとつが 『人口減少問題』です。
能代市の人口は合併直後の平成17年度(2005年度)末の 63,985人から毎年右肩下がりで減り続け、令和4年4月の地方選挙を前にした令和3年度末時点の人口は
50,012人を記録しました。1年前より991人減少(1.9%の減少率)したことになります。そして、市長選挙を終えた後の令和4年4月度の人口集計では、ついに、5万人を割りました。
合併直後との比較では、16年間で、13,973人の減少を見たことになり、これは、21。8%の減少ということになります。ちなみに、6万人を割り込んだ時期は平成22年度です。
令和4年4月17日に投開票された能代市長選挙で4回目の再選を果たした斉藤滋宣市長は、地元新聞のインタビューにおいて、「人口減は仕方ないではなく、必要な手を打たなければならない。子を産み育てやすい環境をつくること、古里能代をブラッシュアップし住みよいまちにして移住定住を増やすことの両面の対策が必要」と話しています。
また、同日投開票された能代市議会議員選挙においても、ほぼ全ての候補者が “人口減少問題を重要課題” であると位置付けて有権者に向けて、それぞれの政策を訴えていたことは記憶に新しいところです。
また、令和4年4月25日付・北羽新報は「能代市は総合戦略等で人口減少対策を重要課題に位置付けており、実効性を高める施策展開を講じているものの、歯止めがかからない状況だ。」と伝えています。
ちなみに、合併に際して実施された市長選挙(2006年4月23日投開票)において、斉藤滋宣市長は、人口減少問題への対策が重要課題だとして、問題解決にあたることを訴えていました。
※能代市役所WEBサイトで選挙結果を見る。
合併後から現在までの 能代市の人口推移をグラフ化して情報が 生活ガイド.comで紹介されておりました。
合併直後の能代市議会議員選挙、能代市長選挙の段階では、既に、重要課題として選挙公約に盛り込まれていたと報道されているが、結果、右肩下がりで人口は減少しております。
能代市の政治と行政は、解決のための施策を打って来たとしているが、この結果を見る限り、その効果は現れていないと言わざるをえません。やり方を変えるか、ヒトを変えるか、これが企業経営の場ではセオリーだが・・・。
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【関連記事クリップ】
・斉藤氏、大差で能代市長に当選/さとう正一郎日記 「元気な秋田」を創造しよう!!(2006年 04月24日)
・2018年4月の能代市長選挙で、斉藤滋宣氏は、選挙にあたって、インタビューに応じていました。
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斎藤氏は3期12年の実績を振り返り、(中略)・・
「人口減少や子育て支援、中心市街地活性化に力を注ぎ、ジャンプする任期としたい」と
4期目への抱負を語りました。
※そして、5期目に入った今、能代市の人口減少傾向に歯止めはかかっていません。
・能代市長による長期政権を実現させたルーツは、2010年4月の選挙にあるように感じられる。
結局は、政策が投票行動を決めるのではなく、選挙支援体制の問題なのだろうか。>関連記事へ。
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